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耳で読む。

一時的マイブームな「あたし彼女」ですが、会社の身近な人や、最近会うお客様には「あたし彼女、スゴいから一回読んでみてください!」とやたら勧めています。

ただ「なにがスゴいの?」がいつも説明できずに「意味はよくわからないけど、おぅぅ。。すげぇ!ってなるアート作品たまにあるでしょ?あーゆー感覚です!読まないとわからないです。」と曖昧な説明しかできず、頭の中がずっとモヤモヤしていました。

これは自分なりに答えを出さねばと思い、
いろんな意見をネットで探したところ、ある仮説に辿り着きました。

仮説:あれは音楽ではないか?

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ケータイ小説「あたし彼女」を高橋メソッドにしてみた

ケータイ小説「あたし彼女」を、今時の女子高生の口調のままに読んでみたら、やっとしっくりした。あれ、小説じゃない。電話。電話で向こうがしゃべってるの。それをうんうん、って聞いてるの。そういう風に読むと、分かる。

森川かおりさんのTwitter

軽〜い消費が、今の若者たちはデフォルトになっているようだ。よほどのことがないかぎり、じっくりと見ないし、読んで考えたりしない。
では、今の若者は何をしたいのか。どうも、受け取ることではなく、自分の話を聞いてもらいたいようだ。みんなが「ねえねえ、聞いて聞いて」と手を挙げ続けている。そして、誰も聞いていない。親子でも、両方が聞いてもらいたがっているだけで、相手の話を聞こうとしていない。そういう関係に見える。まるで、カラオケみたいだ。そのうち誰も聞いてくれないとなると、一人カラオケになり、ブログになる。

ねえねえ、聞いて聞いて

つまり「あたし彼女」は現代の情報消費スタイルに適応させた、リズムと歌詞による新しい文字表現手法。

・・・で、あるならば、いろんな整合性がとれると思います。

ケータイというデバイスの問題ではなく、新しいコミュニケーションモデルなんだと思います。

私が感じていた「よくわからないもの」という違和感は、小説だと思い込んでいたものが、小説ではなかったことによるもので、よく、日本語は意味で理解するもので、英語は音で理解するもの。と言いますが、それに近いかなぁと思います。

「あたし彼女」は耳で読めばいいんです!

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このブログについて

岡田誠一
インフォメーションアーキテクト。近畿大学理工学部卒業後、いくつかの企業・プロダクションを経て、2006年9月ファーストブランドに入社。

2008年度から宣伝会議 Webディレクション講座「ユーザーエクスペリエンスとコミュニケーションデザイン」の講師をやらせて頂いてます。

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