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アイトラッキング調査

アイトラッキング調査というものが1年前くらいから流行っているのですが、
私は当時から強烈にネガティブです。

他社さんのいろんなレポートやサンプルも入手していますが、
正直やるのはお金の無駄とすら思っています。

アイトラッキングに後ろ向きな2つの理由

誰でも動くものや画像、リンクには誰もが目がいきます。

F字視線、Z字視線は黒文字のテキストばっかりの場合です。
いつもそうとは限りません。

画像の位置とかリンク(青文字下線)の表示で変わります。
文章をきっちり読まないのも当たり前です。人はそういう生き物です。

ほとんどの調査は商品を探しているユーザーの視点ではない。

アイトラッキング調査は調査用サンプルユーザーの視点です。
デモ・サイコ属性から集められた人たちです。

Eコマース系のアイトラッキング調査レポートを見ていると、
違和感を感じるおかしな点が多々あります。


とはいえ、さまざまな資料を見ていると有益な見えくることがあります。


興味深い点は3点

同じような情報が並列関係で並んでいた場合、左上が最も見られる。

▼ このあたりが興味深いです。
参考画像1 → 参考画像2

商品形状や文言がどうであれ、左上が強いというのは魅力的ですね。


縦方向に休止点があること

横方向にざっと見た後、一瞬休憩して縦方向に少し飛んだ後、
再び横方向に読む。

つまり、横方向に2ラインちょうど「=」の繰り返しのような感じでしょうか。
なので、解釈によってはFにもZにもなります。

休止点を考えてデザインしてあげないといけないということですね。

例えば、

(見出し)最も訴求したいこと
2〜3行のコピー
補足情報

余白

(見出し)2番目に訴求したいこと
2〜3行のコピー
補足情報

余白


みたいに。

訴求したいことに大きく優劣がつけれない場合、横方向に並べてあげるとよさそうです。


イレギュラー要素はみられる

通常あるべきではない要素がそこに存在すると見てしまうようです。

→ 参考画像

人は産まれてきてからこれまで、エリア定義やグリッドシステムを習慣として持っていますから、このように、習慣を壊すものには目がいくようです。

逆に、訴求したい要素でもグリッドにきれいに収まっている場合はあまり見られないようです。
→ 参考画像

Googleの右端のリスティング広告は、余白が休止点になり、かつ「検索結果は通常、左にずらずらっと並んで表示されているもの」という習慣・心理に対して、「おもむろに右端に何かいる」というイレギュラー要素

という組み合わせですから見られるわけですね。

あ、でも「見られやすい位置・要素」と、
「クリックされやすい位置・要素」は違いますので、注意してください。

アイトラッキングいろいろ画像

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このブログについて

岡田誠一
インフォメーションアーキテクト。近畿大学理工学部卒業後、いくつかの企業・プロダクションを経て、2006年9月ファーストブランドに入社。

2008年度から宣伝会議 Webディレクション講座「ユーザーエクスペリエンスとコミュニケーションデザイン」の講師をやらせて頂いてます。

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